こんにちは、Saraです。
大変残念なニュースが報道されました。
勝新太郎さんと中村玉緒さんの息子さんである雁龍太郎さんが、11月1日、55歳の若さで、この世を去っていたとのことです。
55歳とは、若すぎる年齢ですね。。
鴈龍太郎さんは、勝新太郎さんの愛弟子として俳優業に勤しむ予定であったものの、ある事故が起こってしまったことで、思うように活用ができなかったそうです。
そのある事故とは
座頭市の事故
です。
この座頭市の事故がどんな事故だったのか、また雁龍太郎さんの現在までの活動や仕事についても合わせて調査してみました。
題して、鴈龍太郎|座頭市の事故で壮絶人生!現在までの活動や仕事は?
です。
それでは早速みてきましょう。
鴈龍太郎さんが起こした”座頭市の事故”って?
”座頭市の事故”とは、一体なんだったのでしょうか。
座頭市とは、1962年に勝新太郎さんが主演により映画公開されて以来、長きに渡ってシリーズ化している作品です。
勝新太郎さんの人生の一部といっても過言ではないくらい、勝さんが多くを携わった作品ではないでしょうか。
リメイク作品として、北野武監督、びーとたけし主演の作品や、綾瀬はるかさん主演「ITHI」としての作品もあります。
日本全国民、誰しもがおそらく一度は見たり聞いたりしたことのある作品でしょう。
そして、”座頭市の事故:とは、この座頭入りシリーズで1989年、勝新太郎さんが監督、脚本、主演を務めることとなった映画版で起こったものです。
鴈龍太郎さんは、本名である奥村雄大という名前で映画デビューをしています。
立ち回り中の広島県福山市のみろくの里にて立ち回りの撮影をしている最中、俳優に雁龍太郎さんが誤って真剣を振りかざしてしまい、後にこの役者の方は、亡くなってしまうという痛ましい事故が発生してしまいました。
そもそも、なぜこの現場に真剣があったのかというところが気になりますよね。
どうやら、当時のスタッフが、迫力を出すために真剣を用意したとの主張が裁判でも認められています。
仮に真剣が用意されていたとしても、もっと注意深く扱うとか、誰もが真剣であることがわかるようにしておくとか、もっと対策があったのではないかと個人的には感じるのですが、実際はどうだったのでしょうか。。。
私と同じ疑問を持った方が当時も多くいたようで、当時はこの事故が一大スキャンダルとなり、
もっと重大事故につながる可能性があったものの、そのまま撮影を続行する姿勢はどうなのか。
と報道されていました。
また、こんな記事も。
「真剣を使うのは、刀のアップを撮る時などだけ。大勢が絡み合うシーンで使うことなどあり得ない」と殺陣役の同僚俳優は語った。撮影は約80人の乱闘シーンであった。
なぜ模造刀ではなく真剣が使われたかについて、取り調べに当たった広島県・福山西署の捜査員は、助監督の説明では納得できないと首をかしげた。「真剣を使って2世の演技を引き立たせてやりたいという、勝の配慮があったのでは?」との見方もあったが、「真剣の使用を指示しておらず、また使用されていることも知らなかったために監督責任を問えない」として、勝は送検されなかった。
業務上過失致死、銃刀法違反の疑いで送検されたのは、奥村と中村、小道具係の3名である。奥村は当初、「真剣とは知らなかった」と述べていたが、後になって「真剣と知りながら撮影に使っていた」と供述している。
いったいなぜ真剣が使われたのかはっきり分からぬまま、業務上過失致死罪で罰金20万円の略式命令となった。
exiteニュースより引用
勝新太郎さんの映画作りはかなり斬新なもので、脚本はあってなかったようなもの、全てにおいて勝新太郎さんのイメージで進行し、アドリブが多く飛び交うという、ピリッとした現場だったようです。
もしかしたら、この現場のムードもこの事故に繋がってしまった1つの要因である可能性もあるかもしれません。
現代の日本でこのような事故が起こってしまったら、どうなるのか・・・
考えただけで恐ろしいですね。
ただ、この映画での鴈龍太郎さんの演技はかなり評価が高く、余計に悔やまれる事故となりました。。
この事故後、雁龍太郎さんは謹慎生活となり、華々しい俳優という未来が閉ざされてしまうこととなります。
鴈龍太郎さんの現在までの活動や仕事は?
謹慎の後は、俳優の仕事としては単発の仕事ばかりでぱっとしなかったようです。
玉緒さんも、各関係者たちに謝罪もして回ったが、完全復活とまではならなかったそうです。。
その後、現在の仕事に関しては謎なところが多く、おそらくちゃんとした仕事というものはなかったのかもしれません。
玉緒さん自身も以前、息子が自立をしていないとおっしゃていました。
有名人の子供であるがゆえの苦労もたくさんあったのでしょう。
まとめ
今回は、鴈龍太郎|座頭市の事故で壮絶人生!現在までの活動や仕事は?
についてご紹介しました。
勝新太郎さんと中村玉緒さんの息子さんですから、おそらく才能はあったでしょうに、すごく残念に感じます。
きっと、俳優として活動できていたら、人気俳優として違った人生を歩めたのかもしれません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。