こんにちは、Saraです。
アフガニスタンで活動中の医師中村哲さんが、現地でけがをされたというニュースが報道されました。
現在、病院にて手当を受けているとのことで、大事には至っていないようで一安心です。
この中村哲さんですが、アフガニスタンで現在は一体どんな活動をしているのか、
滞在歴やこれまでの経歴についてまとめてみました。
題して、中村哲の現在は?アフガニスタンへの滞在歴や活動がすごい!
です。
それでは早速みていきましょう。
中村哲さんの経歴は?滞在歴は?
プロフィールと経歴について、みていきましょう。
年齢:73歳
職業:医師
出身地:福岡県
中村哲さんは、福岡県出身の現在73歳の医師です。
西南中学校、福岡高校、九州大学医学部を卒業後、日本国内の病院に勤務しました。
その後、パキスタンに赴任し、20年以上ハンセン病を始めとして医療活動をしてきました。
パキスタンでの活動は、政府の圧力の関係で活動が困難となり、それからはアフガニスタンを中心に活動をすることとなります。
パキスタン・アフガニスタンで活動を始めたのは1984年。
ということは、滞在歴は今年で35年目ということになります。
中村哲さんは現在73歳ですから、人生の約半分海外で活動していることになりますね。
では、具体的にアフガニスタンではどのような活動をされているのでしょうか。
アフガニスタンでの活動内容は?
ここからは活動内容について、みてみます。
中村哲さんは、1984年に始めにパキスタンへ出向き活動した際には、ハンセン病などの貧困層の診療に携わっていました。
その後の1986年、アフガン難民のため、3つの診療所を設立、更に98年には基地病院も設立しました。
2000年以降は、水源確保事業に携わるようになります。
1,500ヶ所もの井戸掘りや灌漑用水路の建設に取り組み、2019年現在では約27キロメートルもの用水路に水を送ることを可能にしています。
このような功績が認められ、アフガニスタンのガニ大統領より市民証を授与しました。
日本人としては初という名誉ある受賞で、それだけ中村さんが現地に貢献したということがわかりますね。
ではそもそも、なぜ2000年に水源確保事業に携わるようになったのでしょうか。
それは、2000年に起きた大干ばつがきっかけだったそうです。
大干ばつの際に、人々が水を求め争ったり、間伐で干上がった大地を目の当たりにし、自身でできることは何なのかを考え抜いたそうです。
そこで、大干ばつを受け、人が生きていくのに大事なのは何か、何よりも水と食料がなければ何もできないということに気づきました。
富の源は自然であって、自然を粗末に扱うことがあってはならない水源確保事業の活動を始めました。
15年たち、砂漠とかした大地を緑あふれる大地に生まれ変わらせることができたそうです。
アフガニスタンで長きに渡り活動をされるというのは、とんでもなく大変なことで、私たちにはとても想像ができない困難や苦労を体験されてきています。
人としての原点は自然であり、水であり、食料であるということを、著書やメディアでもたくさん主張しています。
この人間の根源である自然を守らなければいけないなと改めて感じさせてくれますね。
まとめ
今回は、
中村哲の現在は?アフガニスタンへの滞在歴や活動がすごい!
についてご紹介しました。
中村哲さん、アフガニスタンという国で、現地の人々のために活動し続ける、そんな中村さんが一刻も早く回復されることをお祈りしています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。