山崎賢人の新ドラマで角川繁之がオダギリに代わり、その解釈は好評だった

10月16日、何かと話題になっていた山崎賢人主演のTBS系ドラマ『日曜劇場 アトムの童』第1話が放送された。

“天才ゲームクリエイター”の主人公を演じる山崎と、倒産危機にある老舗玩具メーカー『アトム玩具』と、その社長(風間杜夫)の娘役・岸井ゆきのによる再建の物語となりそうだ。そして主人公の敵役となる、『アトム玩具』買収を目論むIT企業社長をオダギリジョーが演じる。

サイドを刈り上げたヘアスタイルにTシャツにジャケットを羽織った、いかにもな風貌のIT企業社長・オダジョー。高層ビルにスタイリッシュなオフィスを構えつつも、「こんなチープなゲームがまだトップにいるなんて、ヤバいよね」と、胡散臭さプンプンな雰囲気を醸し出す演技力はさすがだ。

ストーリーが進むにつれて、主人公との因縁が徐々に明かされるであろうが、そんな“クセ強め”なオダジョーにも注目が集まりそうだが、当初にこの役を演じる予定だったのが香川照之だった。

『半沢直樹』シリーズを始め、TBS系『日曜劇場』にて安定感ある演技力と破壊力バツグンの“顔芸”で、存在感を高めていた香川照之。『アトムの童』でも怪演が期待されるも、『週刊新潮』が8月に報じた銀座ホステスへの“性加害”騒動で出演は白紙へ。

「“事件”が起きたのは2019年。香川さんが銀座の高級クラブを訪れた際に、接客担当したホステスの下着を剥ぎ取ったり、ママの髪の毛を掴み上げて”鬼の形相”で笑う姿が報じられました。これによりMCを務めていた『THE TIME,』、また『TOYOTA』をはじめとした出演CMも降板する事態に。

クランクインを間近に控えていた同ドラマですが、香川さんの代役として急きょ、白羽の矢が立ったのがオダジョー。“香川さんへの恩返しのつもりで、お引き受けします”と漢気を見せて出演を引き受けた」(スポーツ紙記者)

オダジョーの方がハマってる

役を引き継いだオダジョーではあるが、「“ヒール”を演じさせれば右に出るものはいない」とも称される、圧倒的存在感を放つ香川だけに、視聴者からはやはり“香川ロス”の声が続出した、ように思えたのだがーー、

《オダジョーの役を香川照之さんがやる予定だったんだー。ゲーム会社だし、オダジョーのほうがハマってる気がするねぇ。》

《このドラマ、あの役が香川照之のままだったら正直しんどかったかも……あの問題関係なく。オダジョーなのが絶妙に胡散臭くていい。》

《アトムの童、香川照之にIT企業の社長役をやらせようとしてたのか…ラスボスというか老害でしょ…オダジョーで正解だと思うし、最初からそうあるべきだったと思う。あの事件で、どんな話でもラスボスは香川照之っていう謎な法則が崩れて良かった。》

ドラマにオダジョーが登場すると、ネット上では“香川ロス”どころか、むしろ代役を歓迎する多くの意見が上がったのだ。確かにゲーム業界の先端を走るIT企業だけに、香川よりもオダジョーの方が年齢的にも、ビジュアル的にもしっくりする感はあった。

「香川さんの降板で、役柄に少々テコ入れがあったと聞きます」とは芸能プロマネージャー。

「池井戸潤さんの小説など原作ありきが多かった日曜劇場ですが、今回の『アトムの童』は神森万里江氏によるオリジナル脚本。オダジョーさんが代役を務めるにあたって、あらためてご本人とプロデューサーで改めて話し合いが行われたそうです。

元はねちっこく憎らしい役柄だったそうですが、オダジョーさんのイメージに合わせたクレバーで冷淡な“ラスボス”社長に仕上がったみたいですね。つまりは怪我の功名といったところで、視聴者にも受け入れられたのでしょう」

香川による“顔芸”社長も、それはそれで見たかった気もするが。

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