日本では2023年に9価ワクチン定期接種の無料化が実施される見通し!

子宮頸(けい)がんなどを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)感染症を予防するワクチンについて、厚生労働省の専門部会は4日、9種類のHPV遺伝子型に対応した9価ワクチンを定期接種化すると決めた。

ワクチンの供給状況や自治体の接種体制を踏まえ、2023年度から開始する方針。

HPVワクチンは、小学6年~高校1年相当の女性が無料で接種でき、現在は2価か4価のワクチンを計3回打つ。同省によると、9価ワクチンは、子宮頸がんの罹患(りかん)率や死亡率のさらなる減少が期待できるという。

部会では、接種対象者を従来と同じ小学6年~高校1年相当とすることも決まった。接種回数は、海外の接種状況や費用対効果を考慮して2回に変更すべきだとの意見が出たが、結論は持ち越された。

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