新世代の “Jのお気に入り女優 “たち!

「国民的女優」と呼ばれる存在になるためには、広く認知される作品にコンスタントに出演することが条件となる。その過程で避けては通れないのが、ジャニーズとの共演だ。

ジャニーズ事務所の所属タレントの主演作でヒロイン級の役を務める頻度が高い女優のことを指す「ジャニーズ御用達女優」という言葉がネットを中心に普及している。これに該当するのが、橋本環奈(23)や、木村文乃(34)、波瑠(31)、北川景子(36)らだ。

若手女優にとっての登竜門ともいえるジャニーズ主演作でのヒロイン役だが、最近「御用達女優」として名前が挙がるのは、福本莉子(21)と吉川愛(22)。

福本はこれまで、21年10月期放送の「消えた初恋」(テレビ朝日系)で、Snow Man・目黒蓮(25)となにわ男子・道枝駿佑(20)と共演。9月に放送終了した「赤いナースコール」(テレビ東京系)でSexy Zoneの佐藤勝利(25)とも共演した。さらに映画「今夜、世界からこの恋が消えても」で道枝と再共演するなど、ジャニーズ作品のヒロインを連投している。

吉川も、9月に最終回を迎えた「純愛ディソナンス」(フジテレビ系)では、Hey!Say!JUMPの中島裕翔(29)、昨年7月公開の映画「ハニーレモンソーダ」ではSnow Man・ラウール(19)と共演。いずれもヒロインを務めた。

「ジャニーズ主演作品は影響力がありますが、共演するジャニーズタレントとの距離感を間違えると女性ファンがアンチになるというリスクもあります。そのため、推しのジャニーズといい雰囲気にならなそうなサバサバ感や、スキャンダルがないなどの女性に好かれる要素も必要になります」(広告代理店関係者)

実際に、橋本環奈は酒好きを公言し、見た目の可愛さとは裏腹にさっぱりした物言いで、ジャニーズタレントとも同性間のようなやりとりを見せ、ジャニーズファンからも一定の信頼感を得ている。

逆にSixTONES・松村北斗(27)と昨年2月公開の映画「ライアー×ライアー」で共演した森七菜(21)は、昨年9月に突如流出した“歯磨き”ショットも相まって、女性ファンを中心に《あざとい》《撮影時のオフショットだとしてもいやだ》《もうジャニーズと共演してほしくない》という声もあり、ソッポを向かれてしまった印象だ

「あとは身長が低く、メインを務めるジャニーズと並んだ時に映えるような人が好ましいとも言われていますね。福本さんは156センチ、吉川さんは162センチなので、ジャニーズタレントと並んだ時に男性側がかっこよく見えるバランス感も意外と重視されているのかもしれません」(同)

仕事としてジャニーズとの良い関係を保つことは、息の長い女優として求められる必須条件とも重なるのかもしれない。

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